☑ 体験を通して英語を学ぶ「外国語活動」がスタートしました

これまで小学校5年生からだった英語教育が、2020年には小学校3年生からスタートしました。
小学校3年生、4年生は「外国語活動」という体験型の英語学習が年間35コマ設定されています。

☑ 聞くこと、話すこと（やり取り、発表）が中心

授業では歌やリズム、イラストや実物を使ったクイズなどを通して英語の音声に慣れ親しんでいきます。また、挨拶や感謝、身の周りのことをテーマにした簡単な質問などのやり取りを通してコミュニケーションの難しさや伝わったときの喜びを体験します。
こうした体験のなかで「聞く力」「話す力」を養い、高学年の英語学習へつなげていきます。

☑ 英語が正式教科に。成績がつくようになりました

これまで中学生からだった「教科」としての英語が、2020年には小学校5年生からスタートしました。年間70コマの授業が設定され、成績がつくようになります。

☑ より実践的なコミュニケーションへ

外国語活動で「聞く」「話す」を使ったコミュニケーションに慣れ親しんだことを活かし、小学校5年生、6年生の授業では実践的なやり取りに挑戦していきます。例えば、日付や時刻など日常生活についての情報を聞き取ったり、その場で考えて質問をしたり、質問に答えたり…。さまざまなやり取りを通して「聞く力」「話す力」をさらに伸ばしていきます。

☑ 「聞く」「話す」に加えて「読む」「書く」も！

「聞く」「話す」だけでなく「読む」「書く」にもチャレンジ。４技能を使って自分の考え・気持ちを伝え合い、小学校の授業の中でコミュニケーションの基礎を身につけていきます。

•「ソルマーク式PRC-Method（メソッド）」
正しい発音を習得するための指導法「ソルマーク式PRC-Method（メソッド）」を導入。日本人にとって苦手な子音を中心に、手や指を使ったカンタンな楽しい動きで正しい発音のイメージを覚えます。正しい発音が身につくと英語を聞き取る力も向上します。

•「フォニックス」
ペッピーではスペルと発音を同時に習得することができる学習法「フォニックス」を導入。フォニックスルールといわれる「文字と発音のルール」を身につけることで、初めて聞く単語もスペルを思い浮かべることができるようになり、初めて見る単語も正しい読み方がわかるようになります。

「ソルマーク式PRC-Method（メソッド）」と組み合わせることで「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に身につけ、より充実したコミュニケーションを目指します。

☑ オールイングリッシュ授業で即興性を磨く

2021年度から、中学校の英語授業はオールイングリッシュで行われています。
より対話的なコミュニケーションを重視し、その手段となる「聞く」「話す」「読む」「書く」を総合的に学んでいきます。
日常的・社会的な話題について情報や考えを伝え合ったり、スポーツや音楽など関心のある事柄について即興で話したり。さらに、自分で内容をまとめてスピーチにも挑戦します。

☑ 学習する単語・文型が増える！

なんと、中学校で学ぶ単語数はこれまでの1200単語を大幅に上回り、1600～1800単語へ。文法では、これまで高校生で学習していた現在完了進行形 ・仮定法などの文型を中学校で学習します。
大きな変更点がいっぱいの中学英語。小学生のうちに英語コミュニケーションに慣れ、基礎を身につけておくことが大切です。

☑ ディスカッション、ディベートなど考えを英語で発信

小学校で学んだ内容が土台となり中学校へ、中学校で学んだことを踏まえて高校ではより高度な英語教育を受けていきます。
授業は中学校同様オールイングリッシュ、スピーチやプレゼンテーション、ディスカッション、ディベートなどといった自分の考えを発信するスタイルが中心で、より幅広いテーマで行います。「英語を話せるようになる」ことが目標ではなく「英語を使って何ができるのか」が今後求められるようになりました。

☑ 「聞く」「話す」「書く」「読む」4技能を使いこなせる能力が必要

高校の授業はもちろん、大学入試では今までの「読む」「書く」に偏った試験から「話す」「聞く」を加えた「４技能のバランス」が重視されます。 4技能を目的に応じて使えるようになるためには、小中学校からさまざまなコミュニケーションにトライして積み重ねていくことが大切です。